のらねこラッキー 第3話

私は、この猫を「猫ちゃん」と呼ぶようになりました。

患者さんの中に、多くの猫好きがいて、
「倉庫の中に猫がいるんだよ!」というと
「見せて!見せて!」と、猫ちゃんの周りには
人だかりができるようになり、猫ちゃんは
たちまち接骨院の人気者になりました。


小さな体で、自らこの接骨院に飛び込んできた猫ちゃんは、
すごいです!最強です!!
たった一匹で生きてきたのらねこが、居るだけでこんなにも
たくさんの人に愛される、なんて幸せな子でしょう。

猫ちゃんは、「ラッキー」という名前をもらいました。

~つづく~

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ラッキーです